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レジ袋の有料化の義務はいつから?対象店舗や罰則について解説

2020/03/12
 

最近、スーパーなどのお店でレジに並んだ時にレジ袋が有料化に伴い、お店でも○月からレジ袋を有料化します!

というような案内をみかけるようになりましたね。

それは、レジ袋の有料化が法令で義務となったからです。

レジ袋が有料になることはわかったけど、詳しいことがわからなくて不安!という方のために情報をまとめました。

レジ袋の有料化義務はいつから?すでに有料化されている店舗も

レジ袋の有料化は容器包装リサイクル法関連省令の改正を受け2020年7月1日から全国一律で開始されます。

最初は2020年4月から開始の予定でしたが、「急すぎる!」と言った声が各団体から上がり、2020年7月1日からになりました。

でも、ここで疑問が。

私の通っているスーパーでは、すでにもうレジ袋が有料化されているんですよ^^;

まだ、2020年7月になっていないのに、どうして?便乗値上げ?レジ袋有料化より前に始めるのは違反のお店では?と思ってしまう人もいるかもしれませんね。

実はそれ、レジ袋有料化の違反店ではないんです。

2020年7月1日から開始というのは、この日から完全にレジ袋の有料化を全国一律でします!ということであって、国民に慣れてもらう意味も兼ねて、レジ袋の有料化を前倒しで国が推奨しているんです^^;

しかもレジ袋の金額の設定や、レジ袋有料化でお客さんから徴収したレジ袋代の使いみちは各お店が自由に設定できるというんです。

なんだか、ずるいなぁ~という気持ちになってしまいますね^^;

国からお墨付きで早くレジ袋の有料化をやってもよいということで、一足早く4月1日からレジ袋を有料化します!というお店が多いですね。

肝心のレジ袋の有料化の金額ですが、3円~5円のお店が多いようですが、1円未満の価格設定はレジ袋有料化の制度に当たらないとみなされ、できないことになっています。

なので、最低1円以上でないとレジ袋の有料化違反とみなされてしまうことになりかねないので中小店の方は注意が必要です。

あとはマイバッグやエコバックを持参した場合に値引きやポイント付与等のサービスをおこなうだけでは有料化したことにならないと定義されています。

なので、お店側はしっかりとレジ袋有料化の金額を設定しなければいけないということです。

でも、常連さんや顔なじみの小さなお店で、中々お客さんにレジ袋代○円ですとは言いにくいかもしれませんが・・・

法制度なので、お客さんがちゃんと理解を示して、買い物袋の持参を意識するようにしたいですね。

スーパーなどのお店ではレジ袋有料化に際し、大5円・小3円のの金額設定のお店が多いように思います。

でも、このくらいの金額だったら、まぁいいか?とお金を払ってしまう人も多そうです・・・

それでは意味のないような気もするのですが^^;

海外の国では1枚30円くらいに設定した国もあるようで、そうしたら40%もレジ袋が削減された国もあるそうです。

確かに、今までタダだと思っていたレジ袋が有料化され、日々のことなのに1枚30円も払わなければいけなくなったら、マイバックやエコバックを持参しようと思う人が増えるはず。

国も環境問題に本気で取り組むのなら最初からそれくらいに決めてしまった方が早く削減に取り組めるような気がします。

でも、いきなりはやはり混乱を招くかもしれないと考えて、まずは全国一律でレジ袋有料化をはじめて、制度が浸透してきたらレジ袋有料化の金額も上げることがあるかもしれません。

レジ袋有料化の対象店舗は?

レジ袋有料化は避けられないとして、気になるのはどこのお店がレジ袋有料化の対象店舗なのか?ということですよね?

レジ袋無料のお店はあるのか?という部分が気になるのではないでしょうか?

答えとしては、「プラスチック製買物袋を扱う小売業を営む全ての事業者が対象となります」と国の指針で明言されています。

でも小売業って対象店舗は具体的にどこなの?と思われる方もいるかもしれませんね。

この国がいう小売業とは・・・

・各種商品小売業

・織物:衣服、身の回り品小売業

・飲食料品小売業

・自動車部分品、附属品小売業

・家具、じゅう器(漆器や茶道具・花器等)、機械文具小売業

・医薬品、化粧品小売業

・書籍、文房具小売業

・スポーツ用品

・がん具

・娯楽用品

・楽器小売業

・たばこ、喫煙具専門小売業

国はスーパーやコンビニエンスストアなどの全ての小売店を対象店舗とするといっているので、レジ袋の有料化は薬局やドラッグストア、コンビニも対象店舗となります。

でも、レジ袋有料化の対象外店舗として国はサービス業をあげています。

ん?サービス業?接客業?

接客のお店でレジ袋が必要なお店って?と思ってしまいますよね。

例えば・・・

クリーニング業・利用・美容業・貸しおしぼりなどのリネンサプライ業・エステティック業・・・

他にも沢山サービス業はありますが、袋を必要としそうな業種はこのような感じでしょうか。

これらの業種は今回のレジ袋有料化の対象外とされるそうですが、レジ袋削減という法制度の趣旨を踏まえ、レジ袋有料化を自主的な取り組みとして実施することを推奨するそうです。

なので、レジ袋の有料化を特にクリーニング店などでは取り入れる可能性がありますね。

レジ袋有料化で罰則はあるの?

法律でレジ袋有料化が義務化?じゃあ違反すると罰則があるの?と思われる方もいるかもしれません。

実際にレジ袋を有料化しなかった場合に罰則があるかという点ですが・・・

容器包装リサイクル法関連省令という制度の改正であるため、レジ袋有料化に違反した場合でも特に罰則があるわけではありません。

そのような中、京都府の亀岡市では、2030年までに使い捨てプラスチックゴミ0を実現する目標の第一歩として、プラスチック製レジ袋提供禁止条例案をすると公表しました。

この条例案は事業者はプラスチック製レジ袋の配布を全面禁止するという内容で、このことは全国初の罰則つきの条例案ということで、2020年7月に国が行うレジ袋有料化の制度よりも厳しい規制となり、各方面で話題となっています。

まとめ

はじめは不便に感じたり、マイバックやエコバックを持ち歩くのを忘れたり・・・

レジ袋の有料化は面倒だなぁと思うことがあるかもしれません。

でも、海外では10年以上前から環境問題に取り組んでいる中、日本は環境問題後進国といわれ続けていた中、ようやく制度として重い腰を上げました。

もともとレジ袋は無料という習慣に慣れてしまっている私達日本人ですが、三日三月三年という言葉があるように、レジ袋が有料化されるのは当たり前。
マイバック・エコバックは持参するのが当たり前、ということに慣れていけば、いつかそれが普通になるものです。

消費税が導入された時もそうですよね。

何事も、最初は混乱したり賛否色々あるかもしれませんが、今回のレジ袋有料化を機に、私達もマイバック・エコバック持参が当たり前の世の中になるよう心がけるきっかけになればいいのではないでしょうか?

最後までお読みいただきましてありがとうございました^^

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